岡部の訓示 令和3年2月 「一度は食べに行ってみんさい!」

「ランチ何がいいですか?」と聞かれると、「何でもいいですよ。」って答えることが多いです。好き嫌いがないからではありますが、一人の時は、蕎麦・ラーメン・うどん・スパゲティ―といった麺類が圧倒的に多いので、本当は「麺類がいいです。」と答えたほうが親切なんだろうなあって思います。 これだけ麺類が好きなのに、『最後の晩餐』に食べたいものは?と聞かれると、迷わず答える「B級グルメ」があります。

何故、そう答えるようになったかというと、30数年前の手術、入院がきっかけです。
27歳のとき手術をして、45日間入院するといった経験をしました。術後には、流動食から始まり、三分粥、五分粥、全粥といったおかゆ生活がけっこう長く続きました。退院前に常食になったときのお米の美味しさは今も忘れませんし、何度か出たパンやうどんは驚くほどの美味しさでした。
そんなとき、妻から『退院したら何が食べたい?』って聞かれました。
こんな状況なので、豪華な料理を食べたくなると思いましたが、すぐに頭に浮かんだのが『お好み焼き(広島焼き)』でした。おふくろの味でもなく、故郷の味とも違い、私にとってお好み焼きは、学ランを着た「青春時代」を思いださせる味です。中高生時代、学校帰りに近くのお好み焼き屋に行って、『おばちゃん!肉玉そばダブルで・・・』と注文していたことを思い出します。

関東でも『広島(風)お好み焼き』という看板を見かけることはありますが、あまり足を運んだことはありませんでした。帰省した時の「楽しみ」にしてた感はあります。
コロナ禍において帰省の自粛が続く中、久しぶりに食べたいという欲求が高まり、昨年末に以前から気になっていた新橋のお好み焼き屋に行きました。
お店に入ってすぐに消毒、検温、カウンターやテーブルはアクリル板で仕切りをしてある等コロナ対策にも相当気を遣っていて安心して入れるお店でした。タブレットで注文するようになっており、麺の種類を選ぶこともでき、トッピングも豊富でした。ソースも甘めのいつものオタフクソースと辛いオタフクソースとあり、注文の仕方も味もすごい進化を感じましたが、基本的にはあの懐かしい味です。

広島に本店があるお店ですが、コロナ禍では新橋にあったもう1店は閉店し、こちらの店も相当影響を受けてるという話を聞いて、新橋に来たときにはできるだけ立寄ろうと思いました。今年に入ってからは、3~4回は行ってますが、『最後の晩餐』に選んだ『広島お好み焼き』が都内でいつでも美味しく食べられることを心から願っています。コロナが収束した際には、鉄板焼きとお好み焼きを肴にエンチカのみんなで乾杯ができたらいいなあって思っています。

広島弁で、「行ってみたらどう?」ということを「行ってみんさい!」
といいます。
皆さんも是非「一度は食べに行ってみんさい!」